耐えるのじゃ、耐え忍ぶのじゃ(挨拶

 
駅のホームはとても寒い。

電車を待っているときは特に寒く感じるし、そういうときに限ってなかなか電車は来てくれないような気がする。あまり障害物がないから風が直撃なんだよね。
暖房のよく効いた待合室がある駅は本当に羨ましい。

で、今日もそんなことを思いながら電車が来るのを待っていた。
そんなときの5分は長い。

そして待ち焦がれていた電車が到着。

やっぱ暖かいしネーチャンがいいケツをこっちに向けて立ってるしで、なんとなく気分が良くなってきたとき、「鼻」が反応した。

そのときは露骨に顔をしかめたと思う。

電車内に(自分だけかもしれないけど)「風呂に入ってないヤツのニオイ」がうっすらと漂っている。中途半端に臭い。なんだこれと思いつつ、どうしようもないので耐え忍ぶ。やっぱり臭い。

だがそのニオイも乗換えと共にオサラバ。
新たな電車が待っているんだ。

そして乗り換えた電車は、昼時のためか席が空いていた。いつもは夕方で座れることなどないからラッキーだ。さっさと座って読書開始。
電車に揺られながらの読書は最高だと思う。

 
と、隣に男が座ると同時に、さっきの電車で体験した以上の強烈なニオイが読書中の脳を直撃。なんだよ、まさかニオイの発生源はオマエか。
本に目を落としながら心の中で罵倒する。よりによって自分の隣かよ・・・。
クソ、あまりのニオイで本の内容が頭に入らない。

周りの人は何とも思わないのだろうか、と周りを見ても皆フツーに座ってる。
クサイ男の隣の人もフツーだ。鼻が詰まってるんじゃないのか。

 
「おかげで読書時間が台無しだ。風呂入れよ」と言ってやりたかった。でも流石にそれは無理なのでやはり耐えるしかない。耐え忍ぶしかない。他にも席は空いてたけど移動するのもあからさま過ぎるし。

そして何より、クサイ男は常に半笑いだった。気持ち悪いわホント。
最近、電車に乗るとなぜか変なヤツにばかり出くわすんだよな。
一瞬「類は友を呼ぶ」という不吉な言葉が頭をよぎった。

 
あぁ、人が耐えられないニオイってこんな感じだろうな・・・と思いながらなんとか本の内容に入っていこうと努力。もっと離れろってば。マジで瞬間移動を使えたらと思った。
いやカメハメ波の方がいいな・・・って何てバカな妄想をしてんだ。

 
 
で、色んな意味で疲れ果てて帰宅すると、家の玄関がなんかクサイ。

母「生ゴミを捨てられなかったから置いてあるのよ」

 
今日は嫌なニオイばっかりだな。そう思いながら妹にクサイと言われている自分の部屋に入るのだった・・・。
お前の部屋だってクサイよ。

コメント

さわけん
2006年1月26日17:23

それが○鉄

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索