終戦のローレライ

2005年2月21日
映画「ローレライ」のCMをよく見てみたら、潜水艦上にふと砲塔のようなものが見えた。

んで思ったんだけど、確かローレライってのは最終兵器彼女みたいなモノなんだよねきっと。でも砲塔がニョキっと出てたら(格納可能かもしれないけど)速力がハンパなく遅い気がするんだ、現実的に考えるとね。

  
ちなみに潜水艦ネタを一つ挙げると、一般にはあまり知られてませんが旧日本海軍には潜水空母が実在しました。マジ話です。

特型潜水艦「伊400」、晴嵐という特殊攻撃機を3機司令塔横のドーム型格納庫に搭載し、晴嵐を発進させるときは浮上して機体を組み立て、その後カタパルトで離陸。全長は当時の一般潜水艦の約2倍で120mとバカでかく、さらに燃料無補給で地球を一周半も航行可能というあり得ない航続距離を誇るマンガや小説のような潜水艦が実在しました。

 
で、伊400はその重さゆえに水中速力が6ノット(1ノット=時速1.852km)程度と極端に鈍足なうえ、ディーゼルの騒音が凄くてヤバかったのは有名な話なんですが、ローレライはそのあたりどうなのでしょう。
 
原作を知らないし一度見てみたいっすね、ローレライ。

 
 
最後にもう一つトリビア的なものを。
旧日本軍のトンデモ兵器として、戦艦の後部に飛行甲板をくっつけた「伊勢」「日向」という2隻の航空戦艦が実在しました。

でも改造が終わったころには載せる航空機がなかったという悲しいオチがあるのです。

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